1985-04-03 第102回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
そして、当庁といたしましてはこのような認識のもとに海洋開発審議会の事務局といたしまして海洋開発全体の推進方策の検討を行いますとともに、関係省庁の海洋科学技術に関する総合調整、さらに海洋科学技術センターを中心とした総合海洋科学技術開発プロジェクトの推進を行うなど、その総合的な推進を図っているところでございます。
そして、当庁といたしましてはこのような認識のもとに海洋開発審議会の事務局といたしまして海洋開発全体の推進方策の検討を行いますとともに、関係省庁の海洋科学技術に関する総合調整、さらに海洋科学技術センターを中心とした総合海洋科学技術開発プロジェクトの推進を行うなど、その総合的な推進を図っているところでございます。
まず、海洋科学技術に関する研究開発を推進するため、海洋科学技術センターにおきまして、水深二千メートル級潜水調査船による深海調査技術の研究開発を進めるとともに、さらに大深度を目指した高耐力潜水調査船システムの研究を実施するほか、水深三百メートルまでの潜水作業技術の実海域実験に使用する海中作業実験船の建造を行う等、総合海洋科学技術開発プロジェクトを進めることとし、これらに必要な経費として同センターに対する
まず、海洋科学技術に関する研究開発を推進するため、海洋科学技術センターにおきまして、水深二千メートル級潜水調査船による本格的な深海調査研究を実施するとともに、深海用無人探査機の建造に着手するほか、水深三百メートルまでの潜水作業技術の実海域実験に使用する海中作業実験船の建造を行う等総合海洋科学技術開発プロジェクトを進めることとし、これらに必要な経費として、同センターに対する政府出資金と補助金を合わせ五十億二千四百万円
まず、海洋科学技術に関する研究開発を強力に推進するため、海洋科学技術センターにおきまして、水深三百メートルまでの潜水作業技術の実海域実験に使用する海中作業実験船の建造に着手するとともに、水深二千メートル級潜水調査船による深海潜水調査研究を開始するなど総合海洋科学技術開発プロジェクトを進めることとし、これらに必要な経費として同センターに対する政府出資金と補助金を合わせ五十三億五千八百万円を計上いたしました
このため、昭和五十六年度におきましては、水深二千メートルまで潜航可能な潜水調査船を完成させ、訓練のための運航を実施するほか、水深三百メートルまでの潜水作業技術の研究開発等の総合海洋科学技術開発プロジェクトを積極的に推進いたします。 第五は、防災科学技術の推進であります。 地震災害、雪害等のさまざまな災害から国民の生命、財産を守る上で、防災科学技術の推進はきわめて重要な課題であります。
このため、昭和五十六年度におきましては、水深二千メートルまで潜航可能な潜水調査船を完成させ、訓練のための運航を実施するほか、水深三百メートルまでの潜水作業技術の研究開発等の総合海洋科学技術開発プロジェクトを積極的に推進いたします。 第五は、防災科学技術の推進であります。 地震災害、雪害等のさまざまな災害から国民の生命、財産を守る上で、防災科学技術の推進はきわめて重要な課題であります。